産業用蓄電池と家庭用蓄電池はどう違う?それぞれの特徴を学ぼう!
最近よく耳にする「蓄電池」。とくに地震や台風などの自然災害時には欠かせなかったり、自然環境にも優しいなどという話しを聞き、少し調べてみるとどうやら蓄電池には、産業用と家庭用があるらしい。それぞれ特徴があり、どちらを選べばよいかわからない方も多いです。そこで今回は産業用と家庭用蓄電池の特徴などについて解説していきます。
産業用蓄電池の特徴
蓄電池以外に食料品や家電製品などでも、産業(業務)用と家庭用という言葉は使われているので、この記事をご覧の皆さんも何となく、産業(業務)用と家庭用の違いはイメージできるのではないでしょうか?蓄電池に関しても、おおよそそのイメージ通りで、家庭用よりも産業用の方が数倍~数十倍ほど容量もサイズも大きく、費用も高額になります。それでは、産業用蓄電器地の特徴について掘り下げていきましょう。
産業用蓄電池とは、主に会社のオフィスや工場などの業務用施設で、バックアップ用電源として利用されています。一般家庭に対して、オフィスや工場では使われているOA機器や電子機器の数が多いため、標準タイプのものでも非常に大容量になっています。蓄電池は、容量が大きくなると、その分寿命も長くなるという特徴があり、高性能なタイプのものであれば、放電と蓄電を8,000サイクル以上繰り返しても利用可能なものもあるほどです。
また、さまざまな付帯機能があり、利用状況に応じて、UPSなどを設置する必要があります。UPSとは、日本語で無停電電源装置と呼ばれ、突然の停電や電源異常が発生した時でも、一定時間電力供給を行なうことができる装置です。これがあることで機器に保存されているデータなどを保護できます。
また、使用している電子機器の種類によってはCVCF機能をもつものも設置することが可能です。このように産業用蓄電池は、オフィスなど数多くの電子機器を利用している場所に使用されることを想定しているため、大容量タイプのものが主流となっています。また容量の大きさに伴い、サイズも大きくなるだけではなく、付帯機能を付けることによるコストも発生するため、設置や維持管理の費用がとても高額になります。
家庭用蓄電池の特徴
家庭用蓄電池は、産業用と異なり、容量が小さくサイズもコンパクトなものが主流です。また、その分、費用も手ごろなものが多いのが特徴です。そもそも家庭用と産業用では、利用目的が異なります。産業用蓄電池が業務で使用する多数のOA機器や電子機器のバックアップ用電源として利用されることが多いのに対して、家庭用蓄電池は、電気料金を抑えることや非常時の備えを目的としていることが大半です。
それでは、家庭用蓄電器地の特徴について掘り下げていきましょう。電気料金は、多くの人が利用する日中よりも夜間の方が安く設定されています。家庭用蓄電池があれば、電気料金の安い夜間に充電しておき、電気料金の高い日中は、蓄電池に充電されている電気を使用することで、電気料金を大幅に抑えることができます。また、家庭用蓄電池は、太陽光発電システムや電気自動車などと連携できます。
とくに、太陽光発電システムとの相性は非常によく、電気料金の高い日中は、太陽光発電システムを中心に使用するなど電力会社から電気を買う時間をできる限り少なくすることで、さらなるコストダウンを可能にします。このように家庭内でエネルギーを生み出し、使用することは環境にも優しい取り組みであり、一定の条件を満たした家庭用蓄電池の購入にあたっては、経済産業省が実施する補助金制度の対象にもなるので、導入費用も抑えることが可能です。
基本的に家で使う分には家庭用蓄電池で充分
ここまで読んでくれた方であれば、一般家庭で使用するならどちらがよいのかおわかりかと思います。結論からいうと、家庭で使うなら「家庭用蓄電池」で充分ということです。確かに産業用蓄電池は、大容量で高機能ですが、そもそも数多くの電子機器を毎日、フル稼働させているオフィスや工場と一般家庭では使う電気の量がまったく違います。
産業用蓄電池の大容量・高機能という優れた点に対して、設置場所の確保や導入・維持管理にかかるコストを比較すると、割に合わないのは一目瞭然。大容量・高機能というメリットでさえ、一般家庭にはオーバースペックであり、利点とはいえません。
もちろん一般家庭とはいっても、生活する人数や生活リズムによって、使用する電気の量は異なります。大家族で日中の電気消費量が多いとはいっても、オフィスや工場とは比較になりません。もしあなたが、一般家庭で蓄電池を検討するのであれば、産業用と家庭用で比較するのではなく、家庭用蓄電池の中で、現在の電気使用量に合ったものを選ぶことをおすすめします。
緊急時の備えや地球環境にやさしいエネルギーシステムとして話題の「蓄電池」。種類も多く迷うことも多いですが、産業用と家庭用の違いはおわかりいただけたでしょうか?「高機能なものがよい!」「容量が大きいものがよい!」ではなく、現在の電気の使用量や生活リズム、そして設置場所などを踏まえ、目的にあったものを選ぶことが大切です。
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