出雲市における卒FIT後の対策方法!蓄電池のメリットも紹介
家庭内で自発可能な電力を作り出し、余った電気を売りに出すFIT制度。高値で電力が高値で取引できるとして、企業だけではなく一般家庭でも設備導入が増えていましたが、こちらは半永久的に高値で売買できるわけではありません。卒FITとは何なのか、その後の対策や蓄電池のメリットについて解説します。
卒FITとは?
卒FITは通称、2019年問題とも呼ばれていますが、簡単にいってしまうと、“FIT制度を卒業する”ことを指します。FIT制度中は、太陽光発電で余った電力をFIT価格と呼ばれる高値で販売されていましたが、こちらの価格は開始から10年間が有効とされているため、この期間が過ぎたタイミングでFIT販売が卒業するという認識です。
今までは余剰電力を電力会社などが買い取りするよう法律が保証していたのですが、あくまで各家庭で自給自足ができるように設備導入を促すことを目的として発足された制度です。10年間の間に一般家庭にも普及した結果、この制度を続ける必要も無事になくなりましたので、卒FITする家庭は急激に増えるのです。
今まではFIT制度によって余剰電力を買い取ってもらっていたからこそ、副業として安定した収入を得ていたというご家庭や企業も多かったのですが、卒FIT後に電気を売買する場合、買取り価格は1kWhにつき7円~9円前後が相場になります。制度が開始したばかりの2012年度は42円だったことを考えると、大幅に価格が変動していることがわかるでしょう。
そのため現在太陽光発電システムや蓄電池を設置しているご家庭や企業は、今後どうするべきかを悩んでいる方が少なくありません。太陽光パネルや蓄電池本体は、20~30年前後の稼動に耐えられる仕組みとなっているため、せっかくなら上手に有効活用するべきでしょう。
卒FIT後の対策方法
卒FIT後の対策方法はいくつかあります。最も簡単なのは自家消費をしてしまう方法です。家庭用蓄電池がない場合は新たに設備を導入する必要がありますが、蓄電池を使うことで太陽光発電をした電気を蓄え、必要に応じて使うことが可能です。
こちらの電気は自宅の照明として使えるだけではなく、オール電化であれば給湯や料理もできます。さらに電気自動車など電気の力で動く自動車をお持ちであれば、貯めた電気を使って充電することもできるのです。自家消費で余剰電力をプラスにするためには、蓄電池を使う他、家をオール電化リフォーム、車を買い換えるなどの選択がベストです。初期費用はかかりますが長期的に見たらお得になることがほとんどなため、元を取りやすいでしょう。
さらに出雲市ではこうした設備導入に対し補助金がでる場合があります。導入設備の内容によっても異なりますが、こうした補助金を上手に活用することで初期費用を軽減しながら生活を楽にできるでしょう。
また自家消費だけではなく、引き続き電気を売るというのも卒FIT後の対策方法としてはおすすめです。電力を自家消費だけでは使い切らないというご家庭の場合はとくに、多少買い取り価格が安くなってしまっても売電の方法を取った方が無難でしょう。現在契約している企業と引き続き契約できるようであればそれでも構いませんが、FIT制度が終了した後の価格帯は、電力会社によってまったく異なります。そのため小売電気事業会社などの売電金額を比較して、お得に販売できる会社に依頼するとよいでしょう。
家庭用蓄電池設置におけるメリット・デメリット
家庭用蓄電池を設置することで、今まで売電していた余剰分の電力も余すことなく使えるというメリットがありますが、他にもさまざまなメリットがあります。
まず一つに、自給自足での生活ができるという点です。住んでいる場所全域が停電して電気がつかなくなったという場合でも、自家発電可能な装置が設置してあれば心配はいりません。停電や災害における心配がなくなるという点は大きなメリットといえるでしょう。
蓄電池による電気を使うことで、単純に電気代の節約にもなります。昼間は太陽光で灯りを付けず、夜は蓄電池で発電した電気を使って灯りを灯すというような生活であればとくに、生活において電力会社から電気を供給する必要がなくなります。完全にゼロにするというのは難しくとも、大幅に電力を節約することにつながりますので、電気代を日頃から多く使っているような方こそ蓄電池は導入するべきでしょう。
もちろん蓄電池設置はメリットだけではなく、デメリットもあります。まずは設置スペースが必要ということです。家庭用蓄電池の大半は、幅60~120㎝、奥行き30~60㎝のスペースが必要となるためかなりかさばります。また蓄電池の設置場所から周辺何㎝は物を置いてはいけないという制限もありますので、それだけのスペースを自宅内に作る必要があるということを頭に入れておきましょう。
そして初期の導入費用やメンテナンス代がかかるということです。蓄電池の導入費用は一般家庭でも最低100万円前後の出費となります。また1度設置すれば完了という訳ではなく、蓄電池は経年劣化するため、定期的な交換やメンテナンスが必要になるのです。ただし、初期導入費用に関しては補助金を活用することで、負担を大幅に減らせるでしょう。
卒FIT後の対策にお困りの方は少なくありません。出雲市に限らず全国各地で同じ悩みを抱えているご家庭や企業がいますが、いずれも対策や対応を考えることで上手に活用できます。卒FIT後も太陽光発電システムを便利に活用するために、自分に合った活用法を考えてみましょう。
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