電気料金が値上がりしている?節約する方法を伝授
電気料金の高騰で困っている消費者は多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、急に電気代が値上がりした要因について解説します。さまざまな要素が料金に影響を与えていることを理解することは、適切な対策を考える上で重要です。この記事では電気代を少しでも安くするための方法をいくつか紹介します。
最大で40%の値上げ!?高騰化する電気代
2022年から2023年まで消費者が負担する電気代は高騰し続けていました。その理由は、エネルギー資源の価格上昇に伴う燃料費調整額の高騰です。そして新電気料金として、大手電力会社各社の料金が、6月1日より値上げされています。
その結果、大手電力会社の値上げ幅は平均15〜40%です。詳しく見ると、値上げ幅は、東北電力21.9%、北陸電力39.7%、中国電力26.1%、四国電力23%、沖縄電力36.6%、東京電力エナジーパートナー15.3%、北海道電力20.1%となっています。
政府は原油価格の高騰が与える影響を小さくするために、電気や都市ガスの小売事業者に「激変緩和措置」という扱いで補助金を支給しています。しかしこの補助金は税金を当てただけなので、本質的には消費者に対する救済策とはいえません。
それだけでなく、今後政府が補助金の支給だけでなく、各電力会社に電気代を値上げしないように強制した場合、電力会社が倒産してしまう可能性が高いです。さらに、電力会社の経営が悪化すると、今以上に電気代を上げることが想定されるため、消費者は今後も電気代の高騰に注意しなければなりません。
電気代が上がっている原因は?
ここで詳しく電気代が上がっている原因について述べていきます。
まず、原油価格の国際的な高騰です。ロシアとウクライナの戦争によって、原油価格が国際的に高騰し、環境負荷の少ない天然ガスへのニーズが世界的に高まっています。しかしその天然ガスを輸出しているロシアの取引が制限されたのです。
さらに原油生産国が原油の生産を渋ったことも相まって、原油の国際価格が一気に高騰する結果となっています。
他の理由としては、燃料調整費制度による電気料金の高騰です。燃料調整費制度は、電力会社が基本料金に上乗せできる燃料費調整額になります。電気代は「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の3つを合計した金額です。
この電力量料金の細目に燃料費調整単価があり、それが高騰したことで消費者が支払う電気代が高くなっています。燃料調整単価は、新電力会社の場合上限が設定されていないプランが多いため、安いと思って加入した消費者の殆どが損をしているのが現状です。
ただ、これは詐欺ではなく、燃料調整単価が当初の想定より高くなりすぎたため、結果として大手電力会社よりも高い電気代になってしまったというのが正しいといえるでしょう。
電気代を節約する方法
高騰する電気代を節約するオーソドックスな方法として、省エネを意識した生活の見直しが挙げられます。夏場のエアコンを例に上げると、サーキュレーターやロールカーテンを設置し、エアコンを効率よく効かせるなどです。
また、浴室乾燥機のような電力消費が大きい家電を使う時間を減らしたり、電気のスイッチをこまめに消すなどやれることはたくさんあります。
それら以外で節約効果を高める方法として、便利なのが太陽光発電と蓄電池の導入です。これらの設置に関して、国や自治体の補助金を活用できます。太陽光発電だけでなく、蓄電池もセットで導入することで大きなメリットを得られるためその理由を解説します。
蓄電池最大の特徴は、電気代が安くなること
一般的に、電気料金は昼間より深夜のほうが安く設定されているものです。そのため単価が安い深夜電力を蓄電池に蓄えれば、電気代が安くなります。深夜の電力が安い理由は、電力の供給量は時間帯によって違っており、電力会社は使用電力の供給量に見合った出力調整をしているからです。
つまり昼間は供給量が多く、深夜になると少なくなっています。供給量に差があるからこそ、昼間より深夜のほうが単価が安く設定されているのです。
ダブル発電で多くの売電収入が見込める
この方法のポイントは、太陽光発電と同時に蓄電池や電気自動車を併用するダブル発電です。ダブル発電では、太陽光発電の稼働中に蓄電池で不足電力を補い、余剰電浴と充電量を増やせます(押し上げ効果)。
一方で、蓄電池を設置しているにも関わらず、太陽光発電の稼働中に放電しなければ、押し上げ効果を得ることができません。ダブル発電のメリットは、この押し上げ効果により売電量が増えることです。割安な深夜電力を蓄電池へ蓄えて、電力単価の高くなる昼間に放電すれば、太陽光発電で作った電力を多く売電できます。
その結果、多くの売電収入が期待できるのです。
2020年以降はダブル発電の方がお得になっている
太陽光発電で作られた電力は、住宅用で導入後10年間国が定めた価格で電力会社に買い取られるのが一般的です。これを固定価格買取制度(FIT)といいます。以前は、シングル発電とダブル発電の場合、FIT制度によりダブル発電で作られた電力単価の方が安かったです。
そのため、ダブル発電はシングル発電よりも多くの電気を売電できるにも関わらず、十分な収入が得られないという損しやすい構造になっていました。ところが、現在はその価格差が撤廃され、シングルとダブル発電における単価は同じです。つまりダブル発電のほうが、押し上げ効果をいかして、売電収入が増やせます。
その経済的メリットは電気代高騰の現代において助けとなるでしょう。
天候に左右されず、電気代が安くなる
太陽光発電だけの場合、天候が悪い日は発電量が減少します。また夜間に発電できない点がデメリットです。蓄電池を導入すれば、太陽光発電で作られた余剰電力を蓄えて不足しているときに使えます。
天候や時間帯によっては増減が合った売電回数も安定し、電気代を安い状態をキープできます。
まとめ
6月1日より大手電力会社各社が大幅な電気代の値上げを行いました。その値上げ幅は15%〜40%と差はあるものの、消費者の生活に大打撃を与えていることは言うまでもありません。電気代がそれほど高騰した主な要因は、燃料費調整額がエネルギー不足により大幅に上がってしまったことです。また高騰した燃料費調整額に上限がない新電力会社に加入していた人は、大手電力会社に加入している人よりも苦しい思いをしています。高騰した電気代を節約するために有効なのが、太陽光発電と蓄電池を設置することです。この方法によって、ダブル発電が可能となり、家で使う分の電気を補えることに加えて、売電量を増やせます。また蓄電池があることで、天候や日照時間の変化による発電量の浮き沈みも軽減できるため、経済的にもお得になります。
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