蓄電池にメンテナンスは必要?定期点検の必要性ややり方などを解説!
蓄電池は、メンテナンスや点検を行うことが必要です。蓄電池のメンテナンスは必要ないのではと考える人もいるようですが、法律で義務付けられているのです。この記事では、蓄電池の定期点検でチェックするポイントや、蓄電池を大切に長く使う方法を紹介します。蓄電池を設置することを検討している方は、参考にしてみてください。
蓄電池にメンテナンスは必要なのか?
蓄電池は、雨水や砂埃などの影響を受けないような設計になっています。さらに設置基準を守っていれば過熱状態になることもありません。制御も自動で行われるシステムになっています。しかし、定期点検やメンテナンスをしなくてもよいというわけではありません。期間ごとに点検をする必要があるのです。
まず1か月ごとに義務付けられている点検場所として、外観やメーターに異常がないか確認しましょう。外観やメーターの点検は素人でも簡単に行えます。
次に、半年ごとに専門家による点検が必要となります。内部部品の確認や電圧チェックを行います。点検しないと不具合やトラブルにつながりますので、必ず点検を行いましょう。
次に1年ごとの点検です。蓄電池の状態を知るために測定データをとります。点検を怠ると不具合の原因となってしまうため、必ず行いましょう。また、年数が経つごとに劣化するので、部品交換も必要になるでしょう。保証期間内であれば無料で修理や交換が可能です。
蓄電池は法律で定期点検が義務付けられている
蓄電池の定期点検は、法律で義務付けられています。義務付けられている法律は、選任された電気主任技術者が行うこと、または電気主任技術者のもと有資格者が点検を行う必要があります。
電気事業法
600V以上の電力を充電する蓄電池の定期点検を義務付けている法律です。定期点検をすることが義務となっていますが、作業報告などを提出する必要はありません。
消防法
消防設備点検資格者または蓄電池設備整備資格者が、定期点検作業を実施しないといけないことが義務付けられている法律です。点検は、半年または1年ごとに行います。
建築基準法
半年または1年ごとに点検を行い、検査報告書を行政庁に提出することが義務付けられている法律です。点検は、建築士または建設設備検査資格者が行う必要があります。
定期点検でチェックするポイント
蓄電池の定期点検でチェックするポイントを区分ごとに紹介します。
蓄電池
まず流動充電中の総電圧を確認します。亀裂や変形、損傷はないか、ほこりなどで汚損していないかの確認、さらに接続板や端子、接続線がさびていないかの確認を行います。蓄電池の電圧や表面の温度、周囲の温度などは計器で測定することになるでしょう。
整流装置
計器やスイッチ、表示灯、内部部品などに汚れや損傷がないか確認します。交流入力電圧や流動充電電圧などは所定の計器で測定、出力電流や負荷電流は、盤面に電流計で測定します。
直流電源装置
耐震装置に変形や損傷がないこと、補修用予備品が設置されているかを確認、また設置場所に問題はないか、警報動作が作動するのか点検します。さらに模擬停電時に直流電力が供給されるのかも確認します。
蓄電池を大切に長く使う方法
蓄電池は定期点検により故障を防ぐことが可能です。しかし、日頃から注意して大切に使用することも重要です。蓄電池を長く使うための方法を紹介するので参考にしてください。
換気がよい場所に置く
蓄電池は、換気設備を設けることが求められます。水素ガスが異常発生を予防するために定められています。そのため、蓄電池は換気のよい場所に設置することが重要です。室内に設置する際は、蓄電池の周辺で火を使わないように注意しなくてはいけません。
温度の変化が激しい場所は避ける
温度の変化が激しいところに置いてしまうとバッテリーの劣化につながります。温度の変化が繰り返されることで劣化し、電池の容量が少なくなってしまうのです。高温になる場所を避けることも重要ですが、温度の変化が激しい場所を避けることも必要です。
安定している場所に置く
不安定な場所に置くと倒れてしまう恐れがあります。地震などの非常時に壊れてしまう可能性もあります。安定した蓄電池を設置できる場所がないのならば、コンクリート基盤を打ち、安定した場所を用意するとよいでしょう。
浸水しない場所に置く
蓄電池が浸水してしまうと、液漏れや感電などの危険性があります。発火や有毒ガスが発生してしまう可能性もあるでしょう。さまざまな危険が伴いるため、蓄電池はできるだけ浸水するリスクがない場所に置くようにしましょう。
まとめ
蓄電池を安全に使い続けるためには、定期的にメンテナンスや点検、部品交換を行うことが大切です。内部の劣化やバッテリーの異常などは、定期点検をすることで防ぐことも可能です。法律で義務付けられているため、点検は必ず行うようにしましょう。また、蓄電池を長く大切に使い続けるためには、設置場所に注意することも重要です。温度の変化が少なく浸水のリスクがない場所に設置するようにしましょう。
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